三井化学グループで無機系製品を専業とする下関三井化学は、湿式法では難しいとされてきた電子材料用グレードの高純度リン酸の製造技術開発にめどをつけた。晶析方法を工夫し、三井化学のイソプロピルアルコール(IPA)の技術なども採り入れて実現した。持続可能な材料として乾式法に対する優位性を発揮できるとみており、半導体材料向けなど事業性を見極めたうえで専用設備新設など投資検討に入る。3年以内に事業化のめどを立てたい考え。続きは本紙で

乾式法と遜色ない純度の製造技術を確立した(精製リン酸プラント)

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