【上海=但田洋平】プラスチック汚染対策に中国政府が本腰を入れるなか、環境対応型樹脂として生分解性プラスチックのプロジェクトが各地で立ち上がってきた。石化メーカーの青州天安化工有限公司(山東省)はポリブチレンアジペートテレフタレート(PBAT)やポリブチレンサクシネート(PBS)など20万トンを生産するプロジェクトに乗り出す。コンパウンド大手の金発科技股份有限公司も増強計画を掲げ、万華化学集団は次期5カ年計画の研究開発(R&D)の重点テーマに据えた。増強計画は中国国内で100万トンともいわれるが、その技術力を疑問視する声もある。続きは本紙で

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