【シンガポール=中村幸岳】中国でスチレンモノマー(SM)の増産がやまない。2021年は新たに計300万トン前後が新たに追加される見通しで、これはアジア太平洋地域の需要の約2割に相当する。世界需要は平均で年1~2%の伸びが続くが、中国では22年以降も新規設備立ち上げが続き、需要増を上回るペースで供給力が膨らむ。誘導品ポリスチレン(PS)も汎用品を中心にコロナ禍の影響を受けており、スチレンモノマー事業の環境は厳しさを増している。続きは本紙で

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