中国でエンジニアリングプラスチック・ポリアミド(PA)66の生産が拡大期を迎えている。中国勢最大手の国有・平煤神馬集団(河南省)が上海で投資するほか、米インビスタは現地能力を年40万トンに倍増。新規参入組も原料からの一貫で大型投資を計画する。PA66を巡っては昨年、主要生産国の米国で寒波のため生産が滞り、中国でも玉不足に陥った。機械特性や耐熱性、耐薬品性などが特徴の同樹脂は、同国が政策的に増産を図る電気自動車(EV)などに欠かせない。サプライチェーン不全を教訓に自給率向上を急ぐ。続きは本紙で

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