【上海=但田洋平】中国の2大石油・化学企業の2020年上期(1~6月)の化学部門の業績はコロナ禍での需要減や原油価格の低下による市況下落などが直撃し、両社ともに大幅減益を余儀なくされた。中国石化(SINOPEC)の営業利益は31億9400万元(約480億円)と前年同期比73%もの減少。中国石油(CNPC)も同13・5%のマイナスに追い込まれた。中国石化が通期での投資抑制に入るなど下期も経済の不透明感は高まるが、両社ともに製品市況が改善傾向にあるとし、収益環境は上向いているとしている。続きは本紙で

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