住友ゴム工業は、北米市場での供給能力を強化する。米国工場(ニューヨーク州・トナワンダ)では、高機能SUV用タイヤを中心に現状比85%増となる日産1万2000本に能増するとともに、日本の宮崎工場(都城市)とタイ工場(ラヨーン県)で同製品への生産置換を行い、北米市場への供給能力を3工場合計で年産380万本増やす計画。一連の投資額は約209億円と見積もる。2021年より順次着工し、22年から23年にかけて供給を開始する。また、米国工場では約27億円を投じ、トラック・バス用の生産能力を24年末までに現状比3割アップとなる日産2300本に増強する。山本悟社長は「増産投資を高機能品の販売拡大に結びつける」と強調した。続きは本紙で

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