住友ベークライトは、ヘアバンドのように頭にかけて脳波を測る電極を開発した。独自の特殊なシリコーンゴムを帯状にし、個人差がある頭のサイズに対応。測定したい部位からずれることなくフィットするように仕上げた。長時間装着しても痛みや違和感なく、金属並みの低接触抵抗で導電性ジェルを塗る必要もないという。外部の企業と組み、まずは疲労度や眠気の有無を把握する用途などで早ければ1年後の製品化を目指す。脳と機械をつなぐブレイン・マシン・インターフェース(BMI)への関心が高まるなか、10年以内に100億円規模の事業に育てる。続きは本紙で

 

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