住友化学は、植物由来の抗ウイルス剤と独自の噴霧技術を組み合わせたウイルス対策機器を開発、今秋上市する。世界トップにある天然物由来農薬で培った安全・安心な化合物評価技術を駆使し、植物由来の抗ウイルス効果を持つ化合物を活用する。これを薬剤に用い、室内へ素早く効率的に広がる独自技術で噴霧すると、家具などに付着したウイルスが不活性化する。新型コロナウイルス感染拡大でニーズが高まっているとして、まずはホテルやレストランなど業務用に拡販する。「さまざまな化合物や薬剤送達技術を組み合わせ進化させた第2世代・第3世代の開発も進めている」(水戸信彰代表取締役常務執行役員)とし、生活環境事業の柱に育成する。続きはこちら

静電散布技術を活用した「エアノート」

超音波で噴霧する蚊よけ機器「KA・KO・I」

 

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