住友化学のカラーフィルター(CF)向け染料系カラーレジストが好調だ。従来の顔料系に比べ、透過率が高いのが特徴。4K・8K液晶や量子ドット(QD)、有機ELといった次世代ディスプレイで引き合いが強まっている。青色は世界初の100%染料タイプを開発し、すでにユーザー認定を取得ずみ。有機ELテレビでの実績化を見込む。新規用途は円偏光板代替を提案中。CFに置き換えると薄膜化でき、フォルダブルに対応しやすくなる。染料系を牽引役と位置づけ、カラーレジスト市場全体で早期にシェア30%超を目指す。続きは本紙で
住友化学は染料系カラーレジスト「ダイブライト」