住友化学の岩田圭一社長は2021年3月期決算のオンライン説明会に臨み、「22年3月期は純利益1000億円を計画する。自己資本が約1兆円のため、ROE(自己資本利益率)10%、ROI(投資利益率)6~7%という一つの達成すべき水準に社長3年目で達成できる状況になってきた」と手応えを示した。22年3月期は中期経営計画の最終年度で、コア営業利益2800億円を目標に掲げるが、「800億円未達の2000億円を想定する。未達の約8割が医薬・農薬のライフサイエンスだが、それぞれ手を打っている。南米で農薬の新製品を投入するなど、これまでの投資成果が実ればコア営業利益2800億円は十分達成可能」と強調した。続きは本紙で

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