住友化学は、スーパーエンジニアリングプラスチックの液晶ポリマー(LCP)で、2023年夏の生産増強を見据え、電気自動車(EV)向け電子部材の提案に本腰を入れる。国内外の競合他社が24年に大規模な生産能力の増強を予定するなか、1年先駆けて攻勢をかけ、パワー半導体向けの放熱セラミックスの代替材料として、加工性と軽量化を訴求する。また、高速データ通信が必要とされる領域でも、誘電特性のニーズに応じ、低誘電正接に加え、反射損失を抑えるグレードとして7種類をラインアップ。電気信号の伝送路の出力と入力のインピーダンス(交流の抵抗値)マッチングも意識した提案を行う。続きは本紙で

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