住友理工は、熱マネジメント分野に向けた素材展開を強化する。薄膜断熱材「ファインシュライト」の高耐熱・不燃タイプを開発した。ファインシュライトは、シリカエアロゲルを塗料化した塗布型断熱材。不織布(シート・ロール)や成形品にコーティングした断熱部材として展開する方針で、2021年度の量産化を予定している。開発品はバインダーを無機系に、シート基材をガラスクロスにすることで、400度Cレベルの長期耐熱性と優れた不燃性を実現した。「高温環境で使用する断熱材として訴求する」(濱田真彰執行役員・新商品開発センター長)。続きは本紙で

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