住友電気工業は、炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の本格事業化を進める。エピタキシャルウエハーの販売に加えて、独自構造のMOSFET(金属酸化物相補型電界効果トランジスタ)「VMOSFET」製品を供給する。すでに一部顧客で製品搭載実績があり、自動車メーカーなどの評価も進行中。まずは産業機器のスイッチング用途などに展開し、中期的にウエハーからデバイスの完全内製体制を構築する。SiCの総合メーカーとして業容拡大を進め、2030年頃に予測される電気自動車(EV)全盛期までに有力プレイヤーとして存在感を出していく。

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