信越化学工業は2023年3月期の純利益が前期比17・6%増の5880億円になる見通しを発表した。2期連続の最高益更新で、日本の化学企業では空前の規模。住宅資材などに使う塩化ビニル樹脂、半導体シリコンウエハーといった主力製品群が高水準の稼ぐ力を維持する。斉藤恭彦社長は27日の電話会議で「業績予想はいぜんとして容易ではない」としつつ「慎重な予想を立てた」と通期予想の達成に自信をのぞかせた。世界経済の下方圧力が強まるなか、業績への信頼感が高い同社の経営力に関心が集まる。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

セミナーイベント情報はこちら

経営の最新記事もっと見る