凸版印刷は、厚生労働省から発出された「新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や処方箋の取り扱いについて」の事務連絡を受け、子会社のおかぴファーマシーシステム(東京都千代田区)を通じて処方箋薬の宅配サービス「とどくすりβ版」の提供を始めたと発表した。処方薬は対面での服薬指導が原則。今回は、とどくすりのウェブサイトから調剤や配送に必要な情報を入力するだけで薬局に出向くことなく、自宅でスムーズに薬を受け取ることができる。感染症リスクの高い場所での滞在を減らすことにつながり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にも貢献できるとみる。得られた知見を今後の関連サービスの開発にも生かしていく。

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