【シンガポール=中村幸岳】コロナ禍が収束しない東南アジア都市圏では、いぜんロックダウンが敷かれ、川下製品を中心に化学品設備の稼働率が高まらない。需要も力強さを欠くが、不安定な市場の状況を反映し、一部製品では短期間でも設備トラブルが発生すると、価格が大きく変動する傾向がみられる。物流コストの高止まりも需要家の悩みの種だ。汎用樹脂の需給・価格は安定しているものの、メーカーや市場関係者は中国の景気動向に気をもんでいる。続きは本紙で

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