<化学・素材大手 22年度を読む/上>

 化学・素材企業の2022年度業績は高水準の利益を維持する見通しだ。売上高1000億円以上の上場66社を集計したところ、営業利益は4兆2650億円と、好業績が相次いだ21年度並みに推移する。コロナ禍からの経済回復で、各社が重点とする半導体材料や自動車、医薬品などの堅調な需要が続く。一方で原燃料価格の高止まり、ウクライナ情勢や中国の都市封鎖が減速要因に浮上。営業利益で最高を見込むのは11社と比較的少ない。為替を保守的に想定する企業は多く、各社は先行きを慎重に見極めようとしている。続きは本紙で

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