【南通(江蘇省)=但田洋平】南通市政府が、化学産業が集積する南通経済技術開発区の一部の化学企業に移転を要請していることがわかった。長江沿いに位置する北区の化学企業を市内の別の場所へ移転させる計画。移転用地確保のため、南区で納税額が低いなどの企業は市外に撤退させるという。2023年末を一つのめどとする。表向きは河川保護が理由だが、税収拡大のための都市の再構築と産業構造調整も背景にはある。市内外への移転を迫られる企業は日系だけでも十数社に及ぶ可能性がある。現地には動揺が広がっている。続きは本紙で

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