後藤茂之厚生労働大臣は30日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大について言及し、「現状、ブースター接種の間隔は8カ月から変更しない。明日(1日)から始まる追加接種に全力を注ぐ」と語った。「現時点では不明点が多い。新しい変異株の感染力、重篤度を専門家に検証してもらう」とし、そのうえで「前提条件が変化し、ワクチン供給力などの条件をクリアした場合に判断を下す」とした。

 ワクチンの3回目接種(ブースター接種)は、原則として2回接種後から8カ月の間隔を開けて行われる。一方、感染状況の悪化など、一定の要件を満たした場合、政府の指示により接種間隔を6カ月に短縮するとしている。新たに発見されたオミクロン株はワクチン効果を下げる可能性があるなどとされている。

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