後藤茂之厚生労働大臣は11日の閣議後会見で、昨年末に約1800万回分の追加確保を発表した米モデルナ製の新型コロナワクチンについて、「第1四半期(1~3月)に納品される予定だ」と発言した。最終的な時期や流通については「製薬企業と調整中」とし、「ワクチン確保時期などが定まり次第、追加接種について国民に説明したい」と強調した。

 また、新型コロナウイルス感染症への経口薬「モルヌピラビル」に関しては「薬局から患者に配送する仕組みが動いている」と説明した。同剤は米メルクが開発し、国内では約8000カ所の医療機関・薬局に対し、2万3700人分が配送されている。

試読・購読は下記をクリック

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

新型コロナウイルス関連記事一覧へ

ライフイノベーションの最新記事もっと見る