厚生労働省は24日、新型コロナウイルスワクチンについて、米モデルナおよび武田薬品工業との間で追加購入に関する合意を結んだと発表した。来年の1~3月に供給される見込み。1バイアルで15回追加接種ができると計算し、1800万回分を購入する。後藤茂之厚生労働相は会見で「引き続き両者と連携し、3回目接種に向け準備を進めていく」と述べた。

 これまで政府は、来年の使用分として7500万回分を両者と契約しており、今回分と合わせて9300万回分を確保したことになる。加えて、米ファイザーとも来年分として1億2000万回分の供給を受ける契約を結んでおり、供給体制の強化を進めている。

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