古河電気工業は、千葉事業所(千葉県市原市)で高圧・超高圧CV(架橋ポリエチレン)ケーブルの製造を強化する。拠点内の電力第一工場に新規大型撚線機を導入し、来月をめどに試作を開始。2021年度に生産能力を1割以上引き上げる。海底ケーブル用の大型ターンテーブルも耐荷重7000トン機の導入準備を進め、長尺生産で効率化を図る。工程短縮や並行生産に向けた設備導入、人員育成で日本や東南アジアで拡大する洋上風力用海底ケーブルなどの需要を捉える。高圧アルミケーブルなどの要素技術開発も進め、製品高度化を長期的な事業基盤強化の基幹に据える。続きは本紙で

7000トン級ターンテーブルなどを設置する千葉事業所

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