古河電気工業は、高機能銅箔を強化する。通信用ではミリ波帯利用や高速伝送などの高周波電子回路基板(PCB)向けを拡充。新たに最高グレードの製品を開発し、サーバー用などで2022年度の顧客スペックインを目指す。電池向けでは銅箔ファイバーレーザー溶接などの社内シナジーも活用する。19年の火災から台湾拠点の復旧も進め、日台連携での研究開発で顧客需要取り込みも推進。21年度の売上高で前年度比23%増を目指し、5G(第5世代通信)など高周波用は製品構成比を現状の26%から36%まで引き上げていく。続きは本紙で

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