合成ゴム工業会がこのほど発表した2020年5月の合成ゴム実績では、コロナ禍の直撃で出荷が歴史的低水準に急減したことが明らかとなった。単月での合成ゴム全品種の出荷量合計は、記録を確認できた07年8月以降で最悪。リーマン・ショックの影響下の08年、09年も下回った。一方で、合成ゴム全品種の在庫量は膨張を続けた結果、記録を確認できた13年間で最大の在庫量を各社は抱えている。業界は最小の出荷量と最大の在庫量の間で板挟みにある。続きは本紙で

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