味の素は、核酸医薬など先端医療分野の開発・製造受託(CDMO)事業で、相次ぎ独自技術を開発している。遺伝子の翻訳過程に働きかけるsiRNAの製造技術の開発は、実用化に向けた規模での検証に入った。新型コロナウイルスワクチンで注目度が高まるメッセンジャーRNA(mRNA)は、大量製造に対応する発酵生産技術の確立に取り組んでいる。技術を基にした差別化戦略を推進して需要を取り込み、CDMOと再生医療関連を合わせたヘルスケア事業の売上高で、2025年度300億円強を目指す。続きは本紙で

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