2021年第3四半期(7~9月)の国産ナフサ基準価格は、第2四半期に比べ5800円(12・2%)高い1キロリットル当たり5万3500円となった。2万5000円をつけた20年第2四半期以来5四半期連続の上昇。原油価格は6月から8月にかけて下落する局面もあったが、為替が円安傾向となり、ナフサ市況が上昇し需給の目安となるクラックスプレッド(原油との値差)も拡大した状況などを反映した。第4四半期は全般的に炭化水素原料の価格が上昇していることから、6万円台前半と一段高が予想される。続きは本紙で

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