【上海=但田洋平】新型コロナウイルスの感染拡大をうまく抑え込んだ中国は2020年の実質国内総生産(GDP、速報値)で前年比2・3%のプラスを確保した。主要国で唯一のプラス成長となる見通しだ。日系化学メーカーの中国事業も、年初こそ苦戦を強いられたものの下期(7~12月)にかけ急回復。化学工業日報社のアンケート調査では65%が増益を達成できそうだ。21年も6割が増収増益を見込む。日欧米が経済回復に足踏みするなか、中国ビジネスはグループ収益の下支え役を期待されるが、足元では国をまたぐ往来規制や米中対立の先行きも不透明と不安要素も燻る。続きは本紙で

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