堺化学工業は、電子材料の事業拡大と並行して燃料電池向け電極材料の開発を進める。積層セラミックコンデンサー(MLCC)向け高純度炭酸バリウムとチタン酸バリウムは、小名浜事業所(福島県いわき市)に57億円をかけた戦略的な設備投資が順調に稼働する。両製品の2023年度末の売上高目標を19年度比9割増とし拡販する。導電性酸化チタン「エネティア」は、優れた耐久性とカーボン同等の導電性を有することから固体高分子形燃料電池(PEFC)の電極材料として顧客検証が進む。続きは本紙で

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