塩化ビニル樹脂(PVC)の国際市況が一段高となった。電力制限にともなう中国の供給減を要因に、11月積みの日本のインド向け輸出価格は1トン当たり2000ドルを突破した。今年は2月に米国で大寒波が発生した影響で5月に1800ドル台まで高騰。その後、1500ドル以下まで軟化していたが、8月下旬に米国南部にハリケーンが上陸すると需給がさらにタイト化し、価格は上昇に転じた。続きは本紙で

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