塩化ビニル樹脂(PVC)の国際市況は、中国国内価格が下落に転じたことを背景に調整局面となった。台湾大手の12月積み輸出価格はインド向け、中国向けともに1トン当たり前月比150ドル下がった。軟化したとはいえ10月より100ドル高く、内需が好調な米国の輸出価格は2000ドル(FOB)レベルで高止まっている。今後は新型コロナウイルスの感染再拡大などの不確定要因があり、先行きが見通しにくい状況。続きは本紙で

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