塩化ビニル樹脂(PVC)の国際市況が急騰した。北米では、昨年8月に発生したフォースマジュール(不可抗力による供給不能=FM)の影響が若干緩和してきたところに、2月中旬の大寒波で供給が減少。需給タイト化によって東アジア大手の4月積み輸出価格は1トン当たり前月比300ドル以上上昇し、インド向けは最大1800ドル台に乗せた。北米の生産の回復ペースがスロー気味なことなどもあり、第2四半期中は高止まるとみられる。続きは本紙で

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