新型コロナウイルスの世界的な感染拡大にともなう低迷から一転、2020年は9月以降、塩化ビニル樹脂(PVC)の国際市況高騰が鮮明となった。北米で大手2社が立て続けにフォースマジュール(不可抗力による供給不能、FM)を宣言。アジアや北米を中心に需要が回復するなか、需給がタイト化した。コンテナ不足による海上運賃の引き上げも相まって、輸出価格は5月を底に上昇の一途をたどった。今年に入っても上値を追い、日本のインド向けは他国より割高な契約でも関税面のメリットが得られることなどから、2月積みは最大1トン当たり1600ドル台に乗せる好況となった。続きは本紙で
ブタジエン市況高値継ぐ アジア1400ドル...
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