本格的な5G(第5世代通信)対応スマートフォンの登場を見据え、放熱材事業に参入する大日本印刷。アンテナなど熱源の多極化が課題となるなか、次世代の放熱部材には効率的な熱伝導と、バッテリーの高容量化に備えたスペース確保の両立が求められる。このほど大日本印刷が開発した「ベーパーチャンバー」は、冷却効率の高いヒートパイプを薄膜のなかで再現。技術的面での画期性をもたらしたのは、半導体部材製造などで培った精密なエッチング加工技術だ。続きは本紙で

微細な流路に作動液が流れるベーパーチャンバー

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