中国有数の化学産業集積地となった大連市(遼寧省)は昨年末、2025年までの石油化学産業発展5カ年計画を発表した。恒力石化(ヘンリー)の製油所・石化一体化拠点稼働にともなう合繊原料や基礎化学品の増産をテコに、ポリエステル繊維産業の育成やファインケミカル、その他川下誘導品の生産拡大を図る。実現に向け、市当局は電子材料用化学品などの関連企業を誘致する工業団地の開発、化学品保税区の設置、企業と研究機関の協力支援などに重点的に取り組む。続きは本紙で

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