大阪ガスケミカルは抗ウイルス用途も視野に、白金/銀複合ナノ粒子水分散液「ABCoat(ABコート)」の事業化を模索する。ABコートは白金と銀ナノ粒子の組み合わせにより、幅広い細菌を強く不活化する。複数のウイルスに対する効果を確認、2020年度内には新型コロナウイルスと構造が近いウイルスや、コーティング処理後の評価も実施予定。フェイスシールドなどへの抗ウイルス性付与に加え、液剤スプレーへの応用も想定する。抗菌防藻のコーティング剤として水耕栽培資材などでの活用を目指してきたが、用途と使用法を広げることで21年度を目標に採用にこぎ着け、23年度をめどに年間売上高1億円規模の事業に育てたい考え。続きはこちら

今年度中に新型コロナと構造が近いウイルスなども評価する

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