【プネ(インド西部)=小林徹也】大陽日酸がインド事業の基盤固めを進める。同国南部ハイデラバードで2020年春に医薬品原料などに使う塩化水素を現地生産化するほか、西部プネでは年末にもガスの充填所を新たに設けて近郊2カ所の既存充填所を移設統合する。今年1月には酸素、窒素、アルゴンをつくる空気分離装置(ASU)を構えるプネの拠点で自社専用の高圧電線を敷設し、電力系統の安定化を実現。一連の投資で経営安定化に道筋をつけ、同国事業は次の成長の一手を探るフェーズに移る。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る