日本ゼオンはコロナ下でも過去最高水準の純利益を目指す。1月29日に上方修正した通期見通しで、純利益を230億円とした。2017年3月期の231億円の過去最高益に並ぶ水準だ。同社がコロナ下でも堅調な背景には、20年4~12月期に過去最高利益を達成した高機能材料事業の存在がある。同事業は今期に20%超の営業利益率を達成し、全社の営業利益の約4分の3を稼ぎ出した。次の中期経営計画に向け、「事業再編のフェーズ」に突入したエラストマー事業も含め、成長を継続するための経営戦略が注目される。続きは本紙で

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