宇部興産がルーツの一つであるセメント事業を連結対象から外すことを決めた。12日、三菱マテリアルとの間で両社のセメント事業を2022年4月をめどに統合することで基本合意した。セメントの国内需要が減り続けるなかで、両社の統合関係の強化が必要と判断した。ただ宇部興産にとって新体制の発足は3000億円近くの減収要因となる。トップライン(売上高)の引き上げには、グループ全体の牽引役と位置付ける化学部門の成長力の底上げが不可欠だ。続きは本紙で

フレキシブル型有機ELパネル向けポリイミドワニスの増産など化学部門を中心に成長を目指す

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