宇部興産は、炭化ケイ素繊維「チラノ繊維」の航空機エンジン向けの展開に引き続き取り組む。昨年完工した次世代プロセス設備を用いて、従来製品よりも耐熱性や量産性に優れる性能の確認を進めており、採用時の軽量化効果を訴える。現状では新型コロナウイルス感染症の拡大などによる次世代機向けエンジンの開発遅れが懸念されているが、もともとチラノ繊維は長期の視点で開発している製品。2020年代後半の採用を目指したワークを続けていく。続きはこちら

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