宇部興産は、半導体産業向けの高純度薬液の事業拡大に拍車をかける。宇部ケミカル工場(山口県宇部市)において原料のアンモニアから高品質の薬液を一貫生産する強みを武器に、成長を続ける半導体関連の洗浄用途向け市場を深耕する。高純度硝酸は2020年にも生産能力を増強して供給力を高めたことで、国内で過半のシェアを確保しているとみられる。今後も想定される需要の高い伸びに対応するべく、さらなる増強検討を進めており、25年度までに20年度比50%増、30年度までに同2倍程度への拡張を視野に入れ、国内トップのシェアを堅持していく。続きは本紙で

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