宇部興産は、ポリアミド(PA)系熱可塑性エラストマー「UBESTA XPA」を大幅に増強する。高級スポーツシューズ向けをはじめとした高付加価値の見込める用途が堅調で、自動車関連需要でも成長が期待されるなか、宇部ケミカル工場(山口県宇部市)の現有設備で順次手直し増強を進めている。生産能力は公称年産400トンだが、生産計画の最適化などを含め、すでに実質能力は高まっている。2022年度末までに一連のデボトルネッキングを完了させることで、2年前に比べ能力を5割引き上げる。並行して新系列の導入についても社内検討を進めており、供給体制の盤石化により市場拡大を加速していく。続きは本紙で

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