米国を襲った寒波の影響が尾を引き、化学製品のサプライチェーン(供給網)の混乱が続いている。とくに供給不足感が強いのが、自動車部品やエアバッグなどに使うナイロン66だ。中間原料アジポニトリル(ADN)の工場が米国南部に集中。自動車生産の新型コロナ禍からの急回復で需要が高まる局面に寒波が直撃し、大きな需給ギャップが生まれている。こうしたなか、化学各社は供給を途切れさせないための努力や代替素材の提案などに取り組んでいる。その現場を追った。続きは本紙で
AGC、フッ素製品で28年度に2600億円...
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