富士フイルムは人工知能(AI)を使い、大腸がんなどの早期発見に役立つ診断支援ソフトウエアを開発した。内視鏡で撮影した映像からポリープなどの病変が疑われる場所をリアルタイムで検出して医師に知らせる。第1弾として、欧州連合(EU)域内での販売に必要な安全基準認証「CEマーク」を取得。今春から欧州各国の医療機関向けに売り込む。AIの活用で見落としの可能性を減らすとともに、検査に携わる医師の負担軽減にもつなげる。米国に次ぐ市場規模を持つ欧州で医療機器の展開を加速し、成長領域と位置づけるヘルスケア事業の拡大を目指す。続きは本紙で

AIで医師の診断をサポートする内視鏡検査のイメージ

CEマークの取得を機にドイツにある販売会社を通じて欧州市場の開拓に乗り出す

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