富士加飾、使用ずみ炭素繊維をＣＦＲＰに、水平リサイクル事業化

　富士加飾（兵庫県小野市）は、炭素繊維の水平リサイクルの事業化に乗り出す。炭素繊維強化プラスチック（ＣＦＲＰ）の端材やポストコンシューマーの部材から、高純度の炭素繊維を取り出す工業的プロセス技術を確立しており、このほど乾留炉や２軸押出機の据え付けも完了した。バージン炭素繊維を用いたグレードに遜色ない物性を持つ射出成形用ペレット「コバトロン」を低コストで製造可能で、来春には自動車関連用途向けへの採用も目指す。連続繊維状で取り出すことも可能で、より高い物性の求められる用途への適用可能性も探る。続きは本紙で

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