岩手大学次世代アグリイノベーション研究センターの吉川信幸センター長(農学部教授)の研究グループは、非病原性の植物ウイルスを利用して、果樹や花きの高速開花技術を開発し、スマート育種への実用化に向けた研究を一層加速させる。通常、花が咲くまで6~7年はかかるリンゴを、1年内に短縮させて開花させることに成功。この成果を生かし、得られた有望株を対象に、現在、国に専門検討会による栽培試験の届け出を行っており、ゴーサインが出次第、今春からほ場栽培試験を予定している。また、リンゴに先行し、観賞用のリンドウはすでにほ場栽培試験により、優良品種づくりの取り組みが進んでいる。続きは本紙で

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