島津製作所は、受託分析子会社である島津テクノリサーチが、新型コロナウイルス感染症の無症状感染者の把握や施設内感染の早期探知を実現するための実証事業で京都市に協力すると発表した。下水検査とPCR検査からなる2階建て検査システム「京都モデル」を活用する。

 高齢者や障害者が入所する施設など8カ所程度で週1回、下水検査を実施し、モニタリングする。下水で陽性が出た場合は、入所者全員を個別にPCR検査する。10月下旬をめどに1施設で先行実施、順次拡大していく。2022年3月まで行う予定。

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