島津製作所は、本社(京都市中京区)内の社内診療所で、無症状のグループ従業員を対象に、新型コロナウイルスのPCR検査を開始したと発表した。検体の採取から検査までを一貫して実施、最大で1日32検体の処理が可能。最短で検査当日に診断結果を報告できる。

 島津の全自動遺伝子解析装置「AutoAmp」を4台導入する予定。自社の試薬(体外診断用医薬品)を用いて、部門長らが業務上必要と判断した従業員が定期的に検査を受ける。

 社内診療所での運用から得た知見を製品の改良に活用。診療所を付設した企業や大学、高齢者施設、特別養護老人ホームなどの社会福祉施設に関連情報を提供していく考え。

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