島津製作所は31日、4月1日付で山本靖則取締役専務執行役員が社長に昇格する人事を発表した。上田輝久社長は代表権のある会長に就く。2022年度に現中期経営計画の最終年度を迎え、新たな経営体制のもと、次期中計の策定を進める。本社(京都市中京区)で記者会見した山本次期社長は「次期中計では、ヘルスケア分野の拡大とグリーンイノベーションに係る分析計測技術の開発が重要となる。全身全霊で取り組む」と抱負を語った。
 〔山本 靖則氏=やまもと・やすのり〕1983年(昭和58年)3月大阪大学大学院工学研究科修了。同年4月島津製作所入社。2013年6月独シマヅオイローパゲーエムベーハー社長、14年6月執行役員、17年6月常務執行役員、20年6月取締役、21年4月専務執行役員CFO。福井県出身、62歳。

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