川崎重工業は、近畿大学医学部関西国際空港クリニックと関西国際空港内にPCR検査センターをオープン、きょう22日から新型コロナウイルスPCR検査陰性証明書の提出が求められる国際線出発旅行客向けにサービスを開始する。PCR検査の受付から最短3時間で陰性証明書の発行が可能となる。完全予約制で、検査料金は英文陰性証明書1枚の発行料を含めて税込み3万8500円。

 PCR検査は、国際線出発旅客が速やかに安心して出国できるよう実施するもので、川崎重工業が開発した自動PCR検査ロボットシステムを導入する。受付から最短3時間で結果が判明する。

 検査方法はリアルタイムRT-PCR法で、自己採取した唾液を使用する。検査は平日のみで、事前の電話予約(072-456-6220)が必要となる。受付場所は関空第1ターミナルビル2FPCR検査センター。

 川崎重工業はPCR検査の予約から受付、検査、結果通知、検査料金の収受などのPCR検査センター運営業務を受託、近大関空クリニックは検体採取、確定診断、陰性証明書の発行を行う。

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