巴川製紙所は、放熱性とミリ波帯域での電磁波吸収特性を併せ持つグリースを開発した。ICチップなどの発熱体と筐体・冷却部材の間に充填することにより、放熱とノイズ抑制を1つの材料で満たすことで工程短縮やデバイスの小型化などへの貢献が期待できる。第5世代移動通信システム(5G)の次に来る高周波領域の基地局や自動運転関連などをターゲットとして顧客提案を開始し、2021年度中の上市を見込む。ミリ波帯域での両方の機能を併せ持つグリースは業界初とみられる。続きは本紙で

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